撮影データ

絞り
4
シャッタースピード
1/1000 手持ち
カメラ
Bell&Howell Foton
撮影日
2007年11月8日(木)
場所
茨城県大津港
天候
晴れ
メディア
フジカラーリアラASA100->フイルムスキャナーEPSON GT-X750

コメント

Bell&Howell社のFotonは発売当時ライカIIIcの2倍も価格が高かったそうです。確かに面 白いしかけがいっぱいの楽しめるカメラです。ではこのカメラの標準レンズである、テーラーホブソン社製クックアモタールはズミクロンより2倍楽しめるのだろうか?という疑問を抱きながら今日の試写 を行いました。

この写真を見ると色合いは濃厚ではなく淡いです。描線も繊細です。脂っこいメタボな派手さとは対極の、精進料理の淡白なそれでいてかめばかむほど奥深い味わいのある描写 です。西洋の油絵ではなく日本画の趣きに近いものを感じさせます。ノスタルジックな表現には好適です。これまでと違った傾向の仕上がりを期待できるレンズです。